PACのマーラー「千人の交響曲」 あれから30年
2025-01-21



 30年前、新入社員だった僕は、大阪で一番兵庫寄りの、西淀川区に住んでいてね。震災の当日は出張で東京に宿泊していたから、揺れには直接会わなかったのだけれど。

 翌日、京都駅までは動いた新幹線と、なんとか動いた在来線を乗り継いで会社に戻ろうとしたら、会社の人から「とにかく家を見てみなさい」って言われて、家の扉を開けたら、家中のモノが散乱した部屋の中に呆然としたな。

 7階建ての鉛筆ビルだけど、エレベーターは動いているし、電気も水も来ていたから、被害なんてうちには入らないのだけれどもね。

 そんなことや、そのあとのいろんなことを想い出しながら、黙祷を捧げたよ。


 曲はね。

 大友さんの委嘱作品は、三部構成になっていて。最初は美しいレクイエム、鎮魂。つぎが即興=ライブを取り入れたLIFE。そして、祭り囃子のリズムが支配する三部、祭りと空と。


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[ただ、それだけの音楽会]

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