それにしても、寒いね。
まだ12月だって言うのに、大雪とか。
もちろん、大阪では、雪の心配は新幹線が遅れるとかそんなことくらいなのだけれども、他の地域の皆さんは、大変なんだろうなあ。
という訳で、冬のJAZZ週間がやってきたよ。
あ、あくまで僕の中で、のことだけれどもね。
その第一段は、これ。
山下洋輔スペシャル・ビッグバンド。
「ジャズって言うのは、ジャズっていう音楽がある訳じゃなくてね。ジャズな人、っていうのがいるだけなんだよね」
このごろ、ヨルタモリでタモリがしきりに言っているのだけれども、これ、オリジナルは山下洋輔なのかな? 今回のチラシにも(いや、次回のリサイタルのチラシかな?)書いてあったね。まあ、根は一緒なのだけれど。
そう、山下洋輔といえば、タモリや、筒井康隆の一派、っていう印象が強くって。その流れで言えば、山下洋輔のビッグバンドは、パンジャスイングオーケストラ、であるべきなのだけれども。
今回は、スペシャルビッグバンド。どういう音を聴かせてくれるんだろうね。
会場は、兵庫県芸術文化センター。お久しぶりです、っていつ以来だろう。駅から近いのに、ショッピングモールの方に紛れてしまって、さんざん迷いながら直前に滑り込んだよ。
ちょっと前目の、右寄りの席。
プレイヤーよりも、スピーカーに近い席。
この席が災い(?)したのか、それとも僕がジャズを聴くのが本当に久しぶりだからなのか。最初の曲、ロッキンインリズムは著と違和感があったんだよね。
マイクを通した、ややキンキンした音が、視覚とは別の方向のスピーカーから聞こえてくる、っていう、違和感。
ポピュラー音楽の生演奏ではあたり前なんだけれど、クラシックの新しい殿堂であるKOBELCOホールで聴く、ちょっとキンキンしたPAの音に、最初ちょっとあれ、って思ったんだ。
すぐ、慣れたけどね。
さっきパンジャと比べたけれど、このビッグバンドは、フリー寄りのパンジャとは全く違った方向性で。ビッグバンドの編成でクラシック音楽をやろう、っていうすごい試みをするバンドなんだね。
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