さて、JAZZ週間の第2段は。
もうおなじみの。
上原ひろみ。
僕にとっては、3回目の、上原ひろみ。なんだよね。
アンソニー・ジャクソンと、サイモン・フィリップのトリオで、3回目。
最初はね、上原ひろみ、って誰だか全然知らない頃。出張で行ったNYでぽっかり空いた一晩。初めてのNYだから、Blue Noteでしょうやっぱり、って予約したら、それがHIROMI UEHARA、だったんだよね。しかも、多分ほぼ最後の一席。ラッキー。
そこでぶっ飛んでね。新譜買って帰って、大阪来るといえば喜び勇んでチケット取って。今回で、三回目。
オリックス劇場、っていわれてもよく分からないけれど、旧厚生年金会館っていわれれば、ああ、そうか、っていうほどよい大きさのホールで。今回の席は、2階席の真ん中。ひろみちゃんの手も、サイモンも、もちろんアンソニーだってよく見える席。
お客さんはね、中高年の夫婦と、若いおネエちゃんが目立つ、子供のいない、コンサート。
それにしても、JAZZっていうカテゴリで、このホールをいっぱいにしちゃうのってすごいよね。ちょっと前だと、綾戸智恵くらいだよ。コマーシャルに成立する、JAZZ。
演奏は、そりゃあ、すごかったよ。
前回は、結構エレピ、というか安っぽいキーボードを多用していてちょっと興ざめ、というか、聴きたいのはピアノなのに、って思った記憶があるのだけれど。
今回は、ホールに入ったら、あるのはグランドピアノだけ。もちろん、タイコとベースはあるけどね。
いさぎいいなあ。
鍵盤と手をじっくり見れる席で、アコースティックの上原ひろみ、堪能したよ。
演奏は、そりゃあ、すごかったよ。
変拍子を使った、キメの多いパラパラ系アコースティックトリオ。
新作のALIVEというタイトルも込みで、それは、チックコリア・アコースティック・バンドのイメージともろに重なるのだけれど。
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