なんていうんだろうね。この英雄は、生々しい。席が前の方だったからか、編成が小さくて音の分離が良かったからか、普段は響きに入ってしまって聞こえてこない、筋肉の筋、みたいなものが見えてくるような演奏で。だからといってグロテスクではなく。弦楽器も、大フィルさんの大編成に比べると少ないんだけれど、一人一人の音が合わさっているんだな、って言うのがよく分かるような、そんな演奏。
なんかしあわせな演奏会だったな。
アンコール曲は、「羊飼いの娘の踊り」って言っていたけれど、誰の曲か分からなかったら、フェニーチェのホームページに乗ってた。ヒューゴ・アルヴェエーンの、組曲「山の王」より、という事でした。楽しい曲だったね。
やっぱり、一月前の演奏会はキジにするほど思い出せないや、ごめんなさい。
ただ、それだけのはなし。
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