フェニーチェ堺の、ベートーヴェン by NDR
2022-12-18


 なんていうんだろうね。この英雄は、生々しい。席が前の方だったからか、編成が小さくて音の分離が良かったからか、普段は響きに入ってしまって聞こえてこない、筋肉の筋、みたいなものが見えてくるような演奏で。だからといってグロテスクではなく。弦楽器も、大フィルさんの大編成に比べると少ないんだけれど、一人一人の音が合わさっているんだな、って言うのがよく分かるような、そんな演奏。

 なんかしあわせな演奏会だったな。


 アンコール曲は、「羊飼いの娘の踊り」って言っていたけれど、誰の曲か分からなかったら、フェニーチェのホームページに乗ってた。ヒューゴ・アルヴェエーンの、組曲「山の王」より、という事でした。楽しい曲だったね。


 やっぱり、一月前の演奏会はキジにするほど思い出せないや、ごめんなさい。


 ただ、それだけのはなし。




戻る
[ただ、それだけの音楽会]

コメント(全0件)
コメントをする

//

記事を書く
powered by ASAHIネット