多分、数年前にフェニーチェ堺にJazzを聴きに行ったときだと思うのだけれども。
狹間美帆という名前をものすごくインプットされたんだよね。
その時は、山下洋輔とか渡辺香津美とか、ヒノテルとかを聴きに行っていて、北村英次さんとかは名前を知っている程度だったし、唯一の若手であった狹間美帆さんは、山下洋輔がすごい人がいる、といっていたのが印象に残っただけで、演奏も、聴いたか聴いていないかも良く覚えていないくらいだったのだけれども。
でも、山下洋輔のおかげか、名前はインプットされたんだよね。僕の中に。
そんなこんなで、数年後のコロナ禍で、僕はフェニーチェ堺に結構通うようになって。
そこでまた大々的に宣伝されていたのが狹間美帆。今度はデンマークのビッグバンドと来るらしい。
ビッグバンドジャズって、アロージャズくらいしかあんまり聴く機会がないモンなあ、と思って、行ってきたよ。
狹間美帆&デンマークラジオ・ビッグバンド
デンマークのジャズって、全然知らなくって、デューク・ジョーダンのアルバムにフライトトゥデンマーク、って言うのがあるからデンマーク録音なんだろうなあ、っていうくらいしか思い浮かばないのだけれども。
結構アメリカのミュージシャンが移住したりしているみたいだね。ビッグバンドの神様みたいなサド・ジョーンズも、晩年は移住して、お墓もあるし、通りの名前にもなっている、って言うこと。
このビッグバンドは、国営のラジオビッグバンドという事で、多分エリートバンドなのだろうと思うけれど。2019年から狹間さんが首席指揮者を任されている、とのこと。
バンドはね、ラッパが5人の5、4,4にギターの入った4リズムのオーソドックスな編成で。
バンドメンバーが席に着いたあと、搭乗してきた狹間美帆さんは、なんの楽器も持っていなくて、あ、指揮者なんだ。
ビックバンドって、カウント・ベイシーとかデューク・エリントンとか、トシコ・アキヨシもそうだけれど、ピアノがリードを取るか、ベニー・グッドマンとかグレン・ミラーとか、管楽器奏者がリードを取るかのイメージが強くって。
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