ようやく、冬らしくなってきたね。12月に入って、ようやくダウンコート着たよ。
12月は、クラシックの世界は第九の演奏会のシーズンでね。オーケストラの定期演奏会とか、そういう普通の演奏会はシーズンオフ、なんだよね。
ベートーヴェンの交響曲第九番、通称第九は、合唱付きっていうサブタイトルもある様に、大編成の合唱がついているんだよね。日本にはプロの合唱団ってそんなにはないから、そこかしこで演奏している第九を歌っているのは、ほぼアマチュアの合唱団。アマチュアの合唱団には、それぞれのメンバーに家族やら学校、職場の友人とかがいて、その人たちがチケット買ってくれるから、かなりの聴衆が見込めるんだよね。だから、第九のコンサートは楽団さんにとってもドル箱、12月は稼ぎ時、っていうことみたいだね。
年末は第九、って日本だけの風習みたいだけど、誰が言い出したんだろう。土用の丑の日は鰻、っていった平賀源内くらい偉大なマーケターだよね。
それはいいのだけれど。
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